会長あいさつ <全国写真の会・会長 吉田 正剛>
昨年は一昨年にも増して新型コロナ感染者が全国的に増大して緊急事態宣言発出地区も増加した。
全国の民放クラブの同好会も軒並み活動休止に追い込まれていたが「全国写真の会」は昨年もフォトコンテストを実施した。そして24作品が寄せられた。
じっくりご覧あれ。
総評 <審査委員長 塩澤 秀樹>
今年の全国フォトコンテストには、 2019年から2021年までの間に撮影された24作品が集まりました。
このコロナ禍にありまして、元気のない作品が多々集まるのではないかと危惧しておりましたが、その心配はいい意味で裏切られました。大変活力のある作品が多かったからです。皆さんの情熱が一瞬であっても写真の中に集結したのではないかと思っております。
ただ、世相を反映して「人物」の写真が少なかったのは残念でした。やむを得ない事だと思います。そして、自由に外出もできない状況にありながらも「風景」を撮影した作品が多く集まりました。いずれも力作ぞろいで大いに楽しませて頂きました。
審査委員長プロフィール
塩澤 秀樹(しおざわ・ひでき) 早稲田大学・写真講座担当、フォトグラファー
1962年生まれ。東京都出身。早稲田大学文学部卒業。各界で活躍するCEO、アーティストなどの人物写真を手がける。『Yahoo! Internet
Guide』(ソフトバンクパブリッシング)の表紙を約9年連続担当。「指揮者・西本智実」写真集(ソフトバンクパブリッシング)を上梓するなど。