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新年のご挨拶

新年のご挨拶Greetings

日本民放クラブ会長・村上 光一

あけまして、おめでとうございます。

元号が令和になって最初の年明けです。今年も新春会報を飾るのは会員による傑作写真群。各地方支部の同好会が一昨年一つになって発足した「全国写真の会」の成果です。「写真の会」をはじめ、ここのところ各支部の交流を取りくみが動きだしました。私も支部のさまざまな集まりに参加させていただく機会が増えましたが、そこでいつも感ずるのは、支部の皆さんの熱気とすばらしい雰囲気です。

このエネルギーをその支部だけに留めていてはもったいない。ぜひ各地区の交流を活発に行って、おたがい刺激をし合っていこうではありませんか。すでに九州支部では五地区が合同で懇親会を開いていますが、こうした「輪」を全国に拡げたいものです。

まさに「ONE TEAM」こそが「日本民放クラブ」の精神であり心意気です。人生後半の貴重なふれ合いの場としての価値を、さらに高める一年といたしましょう。


北海道民放クラブ会長・長沼 修

今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。昨年はマラソン、競歩の突然の会場変更で日本中が騒然となりましたが、これまで長い間準備をされてきた東京都民にとって、オリンピックの華というべきこれらの競技を、突然札幌に移されては憤懣やるかたないというお気持ちはよくわかります。札幌市民も正直戸惑っています。

夏の北海道は色々なイベントが盛りだくさんで影響を受ける人もいるでしょう。

しかし今回の会場変更はあくまで地球温暖化によるコースの高温化が原因で選手の健康管理を第一に考えた結果のようです。札幌市民も東京都民のつもりでオリンピック全体の成功に少しでもお役に立ちたいと張り切っています。我が北海道民放クラブも老骨に鞭打って、何かお役に立つことができないかと思っています。東京オリンピックの成功を祈りながら、はるか北国より新年のご挨拶を申し上げます。


東北民放クラブ会長・水上健治

あけましておめでとうございます。

昨年は、新しい天皇陛下が即位され元号も「令和」と改まり大きな変化を感じる年でした。他方、天災による甚大な被害はここ数年繰り返され多くの方々が罹災され困難な生活を強いられました。

毎年思う事ですが、今年こそ平穏な年であって欲しいと願うばかりです。

今年は半世紀ぶりに日本でオリンピックが開催されます。我が国の新しい時代の幕開けに相応しい宴だと思います。世界から多くの参加者が集い明るく、爽やかな祭典が繰り広げられることと思います。

この記念すべき年に、当東北民放クラブは創立30周年の節目を迎えます。

今日あることを思い、多くの先輩諸氏が立ち上げたクラブを次の世代に繋げていく努力をしていきたいと思っています。

会員皆さんの絶大なご協力をお願いいたします。

関東民放クラブ副会長・神山廣信

あけましておめでとうございます。

関東民放クラブは、令和の初春に第35回の正月を迎えました。

民放出身者の親睦と社会貢献を図るのを目的に昭和59年10月に設立発起人を、翌60年10月に265名の会員にて発足致しました。当時の会員の平均年齢は55歳以下、今年が創立35年の記念の年にあたります。

ピーク時の会員数は平成23年12月で502名(東京地区のみ)、昨年の10月30日現在で353名、平均年齢は80歳を超えています。

昭和、平成、令和と三代に亘り活動してきた当会も高年齢化と会員減という難題に直面しつつ、人生百年時代の熟年期を仲間と共に充実した時を持つために仲間同士知恵を持ち寄る必要があります。

35周年にあたり全員が元気で楽しい年を過ごしましょう。さあスタートです。

北陸民放クラブ会長・渡邊俊介

「今年こそ佳き年でありますように」との期待を裏切る近年の日本列島、もう過去の経験など役に立たない時代になったのでしょうか。好調に走り続けた北陸新幹線も、長野で想定外の水に浸かるという事態になり暫しアウト! 今年こそ東京五輪・パラリンピックを成功させ、いま一度元気を取り戻したいものです。

当クラブは北陸3県の仲間で活動していますが、地理的条件もあって、なかなか一堂に会する機会が持てません。

それでも昨年は令和元年ということで、毎年富山の高岡市で開催されている「万葉まつり」に石川からも出向き、富山の皆さんと「朗唱の会」のあと懇親会で親睦を深めあいました。

北陸新幹線は石川から福井の建設が順調に進んでいます。完成すれば3県の時間的距離がぐんと近づきます。今後は連絡をさらに密にして交流を深めていきたいと考えています。

東海民放クラブ会長・手塚純夫

会員の皆様には、お元気に新年をスタートされたことを、お慶び申し上げます。

昨年は度重なる大型台風の直撃を受け、河川の決壊や、土砂崩れなど、全国的に大きな被害を受けました。そして、いまだ復興途上にあり、頑張っておられる方の多くいらっしゃること、何ら手助けもできず歯がゆい思いをしております。

しかし、明るい話題もいろいろありました。特にスポーツ界では、「ワンチーム」でベスト8まで進出した、ラグビー・ワールドカップをはじめ、野球ではプレミア12での「侍ジャパン」の活躍、個人では、「スマイルシンデレラ」のシブコさんの活躍に多くの方が感動されました。

ゴルフの好きな私は、あの攻撃的ゴルフに魅了され、いっぺんに大ファンになりました。令和2年を迎え、今年は東京オリンピックで多くの感動を私たちに提供してくれるものと期待し、会員の皆様とともに楽しく元気な一年にしたいと思っております。

関西民放クラブ会長・山本雅弘

明けましておめでとうございます。昨年4月に会長就任後、理事会やいくつかの同好会の経験を通じて、30年を越える活動の積み重ねとその重みを実感しています。素晴らしい歴史だと思います。むろん問題点もあります。

喫緊の課題は会員増強活動です。これは皆さんの出身局でのネットワーク、つまり人のつながりが大きな力になると思います。「現役」が終わって一息つき、さて「次」は? と思った時、当クラブの活動の広さ、楽しさは充分に満足をもたらす「次」のステージを提供できるものです。要は若いOBに一歩踏み出すチャンスを私たちがつくること、ちょっと一汗かいてみませんか!

関西は5年後に万博をひかえています。地域活性化の大きな材料です。こういう時こそ、放送の担う役割は大きいと思います。現役の皆さんにエールを送りつつ、後輩との強いネットワークを持ち続けようではありませんか。

中国民放クラブ会長・安東善博

「令和元年」が、瞬く間に過ぎ去りました。「令」は、美しい響きがある反面、厳しさを感じさせ、麗しさとともに規律を印象付ける―という"字解"を読んだ思い出があります。この半年余、「美しい響き」を体感されましたか。

生きることの厳しさにきちんと対峙してこなかったのでは。むしろ、大自然の厳しさを甘く見たり、権力さえ握れば何でもできるという、社会規律に対する「緩み」の時代に足を踏み入れたのではないでしょうか。

令和2年。2020年。二度目の東京五輪。広島・長崎の原爆被害から75年。「美しい響き」とは何か。あるべき「厳しさ」とはどういうことを言うのか。「規律」とは、人をしばるものなのか、かえって自由にするものなのか。

東京五輪を白黒とカラーで見る世代とカラーが当然の世代の交流の場に、中国民放クラブがなれれば・・・と思っています。

四国民放クラブ会長・佐藤博治

昨年もまた、自然の猛威に翻弄させられました。

河川の氾濫。住宅が流され収穫を迎えたリンゴ畑なども水を被り数千億と言う被害が出ました。地球の温暖化の所為とも言われています。

政治の世界でも自国第一主義とやらで、突然に国家間の条約を一方的に破棄し世界を混乱させる大国の大統領。独裁と自国の強国化を進め近隣国の不安を煽る指導者。これらは人間の利己的な欲望から派生したものではないでしょうか。

日本に於いても国の借金が膨らみ続けているのに専守防衛を逸脱する軍事大国化が進んでいます。

若い世代に大きな不安と付けを残す。私はこんな状況を抱え新年を迎えるのはぼちぼちと終わりにして欲しいと思うのですが・・・

さて、「令和」と言う新しい時代が始まっています。国民の幸せと平和な世界になる事を心から願います。

九州民放クラブ会長・前田憲幸

会員の皆様 あけましておめでとうございます。

九州地区では昨年、日本民放クラブ村上光一会長をはじめ地元3社の社長にもご出席をいただき、五県合同の懇親会を宮崎市で開き親睦を深めました。

民放クラブは高齢化による「会員減少」という共通の課題を抱えています。会員増も厳しい状況です。

このままジリ貧になっていくのではないか? と心配しています。

魅力ある民放クラブにしなければ、私たちはクラブの最後の姿を見届ける世代になってしまいます。

江戸時代、2千名の門弟を世に送り出した漢学者安井息軒の「三計の教え」に習って、「一年の計は元旦にあり」。民放クラブ懸案の課題を確実に実行する年にしたいと思っています。


日本民放クラブ

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